上下線の第二走行車線と追越車線を規制した様子。暗くて見辛いですが、関門橋のケーブルと本州の接続部分で、青い丸印付近に下り線側のケーブルがあります。写真内の位置関係は、左奥が下関方向、右手前が門司方向、赤い丸印の辺りが壇之浦PA出口です。
安全を確保後、次の作業、アスファルト舗装の撤去を開始しました。
夜間工事を続け、アスファルト舗装を撤去しました。アスファルト舗装を取り除いたので、下から土台となる鉄筋コンクリート製の板、”床版”が見えています。今回の工事の目的は、この床版のコンクリートの内、傷んで脆くなっている部分を作り直すことです。
傷んだコンクリートを削り取っている様子です。高圧水(ウォータージェット)で削っているため、飛沫が白い煙のように見えます。 この方法は、鉄筋を傷めず、傷んだコンクリートのみ取り除くことができます。状態によりますが、厚さ100~250mmほど削っています。
傷んだコンクリートの除去を終えた様子です。網目のように見える場所は鉄筋コンクリートから、コンクリートを除去し、中の鉄筋が露出した部分です。場所によっては、古いコンクリートを完全に除去しております。
コンクリートを削った部分に新しいコンクリートを打設し、床版を元通りの鉄筋コンクリートの板に戻しています。
作業がある程度進み、新しいコンクリートと元々のコンクリートの色の違いが分かります。また、コンクリートを打設する前に、一部の劣化した鉄筋の補修も行っています。(拡大図右)
コンクリートの打設完了後、アスファルトで舗装する前に防水層(左下の黒い部分)を作っている様子です。防水層は、リフレッシュした床版を雨水などから守って床版の傷みを抑える効果があります。
防水工を終えると、いよいよアスファルト舗装です。ようやく元の姿に近づいてきました。